2021年05月17日
紀州湯あたり紀行 ~ その② それいけ! 野湯探索だぁ ♪ ~

さて、温泉めぐりの続編です
前回は割とメジャーな温泉主体の紹介でしたが、
今回はディープでドープな温泉にいざないましょう
野湯(やとう、のゆ)とは、自然の中に存在する温泉が自噴しており、
かつその源泉を利用した商業施設が存在しない場所のこと。
(wikipediaより)
こちら方面には熱心なファンの方が多数おられ、
信じられないような入湯スタイルを展開されております
例によって地図をのせておきます
ピンクのボタンが野湯所在地で、クリッカブルマップにしてあります
ただ、スマホでは反応しないようです
できるはずなんだけど、kimamaの幼稚なオツムではムリポ
ま、下に順送りになってますから普通にスクロールしてもらえば、、、
各温泉の最後には「Mapへ戻る」リンクを付けてあります
それでは、お楽しみくださいませ ♪
![]() |
◇ 大台の山奥
![]() | 五色湯跡 |

ここいらからは水も碧い

ここからは大台ケ原(大台辻)に続く登山道を上がっていきます

きもちいいよー


こんな沢を遡行するのも愉しいだろうなぁ

ふっかふかの苔

30分ほど歩き、古びた橋を渡って、

ちっちゃな川原が広がってます
で、
その対岸

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
五色湯跡はあります

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
湯の花がゆる~くそよいでますよ
そう、ここが五色湯跡
昔は湯宿もあったらしいですが、
今は枯れて、かすかな湯量でちょろちょろと流れ出てますね
こちらが湧出口

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
スコップで湯船を掘って入湯されるみたいです
わたしゃ、指だけ漬けておきましたよ 笑)
宅から熊野に出るのによく使うのがR169
昔は奥瀞あたりがメチャクチャな酷道だったんですが、 (その前は分断酷道だった)
だいぶ改良が進み、ほぼ全線トンネルの快適ウェイになりましたね
池原から不動バイパスで北山村まで30分ショートカットできるようになったし ♪

十津川道路と呼ばれるように改良が進んでますね

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
まぁ、
川沿いを小集落を抜けながらうねうね走った昔よかよっぽど便利になったんだけど、風情がなくなりましたねぇ…

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
奥瀞峡の入り口 七色ダム

とうとうと水をたたえる奥瀞峡

ここは、かつての三重県南牟婁郡紀和町花井百夜月(きわちょうけいももよづき)
今は三重県熊野市に併合されてますし、百夜月も廃集落になってます
なんか、物悲しさもありますね
R169とR311分かれから望見できますよ
で、
更にR169を往くと、R168と合流して新宮に向かいます
その途中、熊野川町にあるのが、
◇ 熊野川 中学校前の冷泉

泉源は少し離れたところにあるみたいです (1/2.5万による)

手湯を頂きましたw
途中にあるのが、「白見の滝」
落差15mのみごとな直瀑で「那智の裏滝」ともいわれるそうですね

2006年の画
2011年9月の台風12号 「紀伊半島大水害」でもの凄い被害を受けてます

2012年の画
その後、どうなったかは知りません…
この大水害で紀伊山地の動脈 R168・R169・R311・R371・R425のすべて
が山崩れで、長い間不通になり大きな被害が出ました
大塔の赤谷キャンプ場なんかまるっぽ土石流に埋もれてしまいましたもんね
閑話休題
もうしばらく走ると、新宮で海に出ますよ
R169途中からR309かR311に出て、熊野市に抜けるのもいいですね

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
鬼が城の奇勝

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
勝浦温泉あり、那智の世界遺産ありの観光地ですね

勝浦といえば、マグロ
生マグロの水揚げ量は日本一だそうです
朝早くに行けば、マグロのセリが見れますよ

ここに来たらやっぱりマグロ丼でしょう ♪
町の食堂にもありますし、にぎわい市場に行けば解体ショーも見れますよ

スーパーにて
キハダマグロは「シビ」と呼ばれています
しかし、皮つきでぶった切ったのが普通に並んでるのはさすが!

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
コリコリしてて美味しいですよ
これなんか、勝浦でないといただけないものですね
さて、野湯探索の続き。。。
勝浦から山の中に入ると世界遺産那智大社と那智の滝
通称「那智道路」と呼ばれる県道を往きますが、
その途中にあるのが…
◇ 那智
![]() | ステンレスシンクの湯 |

ポインタ乗っけると画が替わりますよ


ここ、観光バスとかがバンバン通る那智道路のすぐきわなんですよ
なので、この湯に入湯するにはかなりの根性がいるんですが、、、
女子の入浴シーンがいくつもネットに上がってるのには驚きましたwww
オサンでもたいがい恥ずかしかったのにようやるわ… 汗;

わたしゃ、手湯を頂きました
![]() | 那智天然温泉跡 |

いやぁ、なんちゅう昭和なネーミング
温泉自体も建屋があるとはいえ、当時からかなり怪しいものでしたが…
ここも紀伊半島大水害でまるっぽ流されて廃業になってます
探せば泉源があるみたいですが、さすがに立ち入りはしませんでしたよ

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
その昔は600ℓって書いてありましたよw 笑)
![]() | タライの湯 |

那智道路を離れ、田んぼのあぜ道を歩いていくと、、、

唐突に現れる、タライとドバドバ流れる湯

土地の方は野菜を洗ったりに使ってられるそうです 断れば浸かれるらしい…
そいえば、昔ダチョウ倶楽部がスッポンポンであぜ道を走ってましたね 爆!!
◇ 湯川
![]() | 夏山(なつさ)温泉跡 |

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
で、その泉源が今も残ってるという情報なんですが、、、
なんですが、湯川を隔てて対岸
船がないと渡れませんがなww
横に架かるJR紀勢線の鉄橋をゴニョゴニョする手もあるそうですが、やめました…
そしてゆかし潟へ

2つしか見つけられませんでした Orz…
![]() | 橋の川廃湯の湯 |




正しく手湯を頂きましたよ
![]() | 廃屋の湯 |




かつては個人温泉だったんでしょうが、みごとに廃になってます
でも、ゆかし潟独特のほのかに硫黄臭のする柔らかなお湯でした
紀伊田原から田原川に沿って山の中に入っていくと、
◇ 佐部 湯の谷
![]() | ポリバスの湯 |

田んぼの真ん中に唐突に鎮座するポリバス !

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
こちらが泉源 見事に湯の花で白くなってますね

昔はなかったジモ専の温泉小屋みたいなのが出来てましたw
◇ 宇津木
![]() | ログハウス喫茶店横の湯 |


ってか、喫茶店の敷地の中だもんなぁ
おとなしく手湯のみ 笑)
ここから少し行ったところに
「月野瀬温泉」と呼ばれる個人宅の温泉もありますね

本州最南端ですよ~
◇ 串本

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天下の奇勝といえば、「橋杭岩」ですね
そんな岩の並びの根元にあるのが、
![]() | 姫弘法オーバーフローの湯 |

ポインタ乗っけると画が替わりますよ
姫弘法の湯
ここはジモ専のお湯なんですが、頼めば入れてもらえます
でもね、野湯探索ですから…
裏の海岸に降りてみます

こちら姫弘法の泉源升
それにみんな入ってるんですねー
この日はザンネンながらオーバーフローしておらず、入湯はかなわずでした 笑)
![]() | 番外 |
・湯の峰温泉湯筒脇の湯

まぁ、これも野湯といえましょうか
でも、元90℃の湯ですからメチャ熱くて指すら入れられませんでした 爆!!
・ 当時使ってた幕たち
![]() | ![]() |
Touring Doom | Hubba-HP |
木魂の里野営場にて | 某海岸にて |
・ 逝くたびに買ってた定番お土産
![]() | ![]() |
熊野三山 | 柚餅子(ゆうべし) |
・ 見かけた花たち



ポインタ乗っけると画が替わりますよ

ポインタ乗っけると画が替わりますよ

