2020年10月07日
東方遠征第一弾 ~ きままな夏休み 2020 立山でキャンプ 出立編 ~
季節が巡るのが速いですね
もうすっかり秋の雰囲気
そんな中、冬装備のメンテ全然できてないkimamaです
こんにちは
『きままな夏休み』ってのを自分的イベントとしてやってます -> 過去記事
今年も立山にお出かけしてきましたよ
ちょうどお山が紅葉に燃えるシーズンです ♪
かつて山体は立山カルデラにあり、元の立山火山の山頂部は侵食で喪失している。
弥陀ヶ原と五色ヶ原はこの火山の火砕流堆積物や溶岩の台地である。
ミクリガ池、ミドリガ池は火口湖であり、現在の立山火山の主な火山活動は地獄谷周辺の火山性ガスの噴出と温泉噴出である。
日本三名山、日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定され、富山県のシンボルの一つとされている。
日本の3,000 m超級の山の最北端・最西端の山で、富山県の最高峰であり、北陸4県および日本海に面する道府県の最高峰でもある。
立山は古くから立山修験と呼ばれる山岳信仰の山として、日本三霊山の一つとされている。
古代には立山権現として、平安時代からは地獄極楽のある山として阿弥陀信仰と結びついてきたという変遷が見られる。
< Wikipediaより抜粋 >
交通機関のみで森林限界を超える2450mの高山帯まで往けるんですよ
ま、観光地としても「立山黒部アルペンルート」としても有名ですね
高原バスを降りると目の前にドドーンと3000m峰が広がります
室堂ターミナルから1時間ほども歩けば、雷鳥沢に野営場がありますし、
雷鳥坂で別山乗越(べっさんのっこし)を越えて剱沢野営場まで脚を伸ばすのもいい
今回は雷鳥沢で沈殿キャンプの予定w
例年のごとく、高速夜行バスを利用して4泊4日で行ってきました ♪
ちょっと長いレポになりますが、ご笑覧くださいませ
それでは準備編から
◇ 装備に関して
お山に出かける時はこの幕が一択ですね
MSR hubba HP
床なんかリペアシートの補修だらけですよ
一人用ですから、荷物入れたら後は寝返りできる位のスペースが残ります 笑)
オサンお一人様お気楽幕なので、
だいたい想像つくでしょうが、いつもぐっちゃんぐちゃんです 爆!!
室堂近辺の標高は約2400mですから、
24×0.6℃で平地より14℃ぐらいは低いことになりますね
今回の想定は、-5℃~25℃
この時期、お山では気温の変動が激しいので、
明け方の氷点下から晴れた日中カンカン照りまでに対応しなくちゃですからねw
歩行中の熱と汗を逃がす工夫も要りますし、
だからと言ってむやみに荷物増やすわけにもいきませんからね
今回はこんな布陣で、 (着込む順)
《 上 》
吸湿シャツ→速乾性アンダー→山シャツ→ミドルレイヤー(faintrack ドラウトクロー)→
インナーダウン(faintrack ポリゴン2UL)→ハードシェル(faintrack エバーブレス )
《 下 》
吸湿速乾パンツ→只の発熱アンダー→
ダウンパンツ(MIZUNO BRETHTHERMODAWN)→山パンツ
靴下は、只のソックスとパイル裏起毛冬山用靴下を使い分け
寝床
寝てる時寒いのはヤなんで、シュラフは強化してますよ
シュラフ(ISUKA Air 630)+シュラフカバー(ISKA GORE-TEX ウルトラワイド)+
インナーシーツ
これで、マイナス2桁の実績があります ♪
灯りとしても使いますが、メインは暖取りと乾燥用ですね
狭い幕の中では結構働いてくれます
ただ、就寝時には怖いので消しちゃいますけどね
お山の食糧事情
だいたいはフリーズドライか常温保存可能なレトルトですね
出来るだけ重量を増やさない、ゴミを出さない、カロリーが高くてさっさと喰えるもの、ってのがセレクトの基準になります
あと、上で充分に水が取れるか取れないかでまた変わりますけどね
とはいえ、山小屋で買い食いなんてのもよくやってますけど… 笑)
細長いのは百均の「毛筆入れ」
1筒で軽めの2食分ぐらい入ります
便利な常温保存可能レトルト
もちろんコメも炊きますよw
気圧差でパッケージがパンパンに膨らんどります 笑)
あと、お山に上がってから着込む衣類は別途サブザックに入れてます
それに、サブザックがあると何かと便利なんですよ
まず、バス車内に持ち込むおちゃけとか放りこめる 爆!!
散策に出かける時は本来のサブザックの役割を果たしますし、
小屋に買い出し(おもに酒 笑)に行く時は買い物袋代わりに…
そんなこんなで、パックウェイトは合計13kg位
◇ さて、それでは往ってきます ♪
JRバス 百万石ドリーム号 京都 23:40発
途中下車休憩は土山S.A. AM1:00って、眠いわw
富山とうちゃこ AM6:40
朝めし調達して、富山地方鉄道に乗り込みます
立山に源を発する暴れ川、「常願寺川」を渡る
立山曼荼羅で「針の山」に例えられる剱岳のシルエットが ♪
立山駅とうちゃこ
まず、チケットを買うのに並ばねばなりません 今回は30分待ちww
ちなみに有効期限が5日間あるので往復買っといた方がお得です
ケーブルに乗るのにまた並ばなくっちゃいけないという
ヒト多いので増便してるということですが、それでも2便待たされましたね
車窓から 日本一の落差を誇る称名滝
弥陀ヶ原
大日連山が望見できるはずなんですが、オモクソ天気悪いですww
室堂ターミナルとうちゃこ
登るかどうかわかんないけど、入山安全窓口でお山の状況を聞いて、
とりあえず「雷鳥沢c - 奥大日岳ピストン」で登山届を提出しときます
装備整えてターミナルの外へ出ますが、
おもくそガスってますがな なんにも見えまへんww
3000m級のお山の天気はめぐるましく変わりますから、
そのうち晴れ間もやって来るでしょう
雷鳥沢までの道のり ピンクの線
とはいっても、
寄り道しまくり・休憩しまくり・写真撮りまくりですから
3時間ぐらいかかってましたけどね 笑)
玉殿の湧水を汲んで出立 ここの湧き水は甘露!
石畳の遊歩道が続きます
みくりが池 だいぶガスが薄くなってきました
地獄谷の噴煙が凄いですね バックが奥大日岳
地獄谷周辺は立ち入り禁止です って、死にますよ
亜硫酸ガスが遊歩道の方にも流れてきます 遊歩道には警報装置もww
硫黄臭がものすごい 風向きによっては息苦しいですw
「雷鳥が居る」とかで人だかりができてましたよ
みくりが池から少し進むと、、、 素晴らしい立山ビューw
正面の道が雷鳥沢へのルート
この辺りになるとザック担いだ人ばかりですな
雷鳥荘前から
で、
ここを上り下りするのが五段スイッチバックになってる階段道なんですが、これ ↓
いつもヒィヒィ泣かされるんで、勝手に「ヒィヒィ坂」と名付けております 笑)
雷鳥坂のほうがもっとキツイんですけどね…
さて、ともあれ
雷鳥沢野営場 とうちゃこ ♪
さぁ、雷鳥沢ライフ 愉しみますよ ♪
この記事へのコメント
おはようございます!
予告されていた立山、行ってこられたんですね\(^^)/
10年ほど前に行った記憶を辿りながら読ませていただきましたが、
雪の大谷からさらに登っていくんですかね?
久しぶりにまた行きたいなぁと強く思いました!
そして、やはり荷物を担いで山で泊まれるというのはいいなぁ〜
私は登山経験がないので何も持っていないのですが、母親がワンゲル部、
ハイキング程度の登山なら今もやっているようなので、今度一緒に連れて行ってもらおうかしら。。。♪
予告されていた立山、行ってこられたんですね\(^^)/
10年ほど前に行った記憶を辿りながら読ませていただきましたが、
雪の大谷からさらに登っていくんですかね?
久しぶりにまた行きたいなぁと強く思いました!
そして、やはり荷物を担いで山で泊まれるというのはいいなぁ〜
私は登山経験がないので何も持っていないのですが、母親がワンゲル部、
ハイキング程度の登山なら今もやっているようなので、今度一緒に連れて行ってもらおうかしら。。。♪
Posted by オディール at 2020年10月07日 08:58
おはようございます。
立山で山岳キャンプですか…
やってみたいなぁ〜、と思うのですが私にはハードルが高いですね。
よく小説などで出てくる沢、やっぱり生で観ると素晴らしい事でしょうね。
続きのレポが早く読みたい❗️
待ってますね(^ ^)
立山で山岳キャンプですか…
やってみたいなぁ〜、と思うのですが私にはハードルが高いですね。
よく小説などで出てくる沢、やっぱり生で観ると素晴らしい事でしょうね。
続きのレポが早く読みたい❗️
待ってますね(^ ^)
Posted by ぼっちぼっちいこか at 2020年10月07日 09:22
きままさん、立山に逝かれたんですね(^^)
一度行ってみたいと思っていたところでしたので、きままさんのブログを見ながらソワソワしてます。。
あー行きたい。今週末にでも行きたい。
一度行ってみたいと思っていたところでしたので、きままさんのブログを見ながらソワソワしてます。。
あー行きたい。今週末にでも行きたい。
Posted by notyoth at 2020年10月07日 23:31
> オディールさん
前回は春山で雪を愉しみ、今回は秋の燃える紅葉を愛でにお出かけしてきました
ほぼ乗り物に乗っかてるだけで行けますから、まぁお気楽山行ですね
ワンゲルのお母様に聞いてみられれば、たぶん
「雷鳥沢? 屁みたいなもんや」といわれるでしょうね 笑)
オディールさんなら基礎体力はあるでしょうから、
肩回りさえ馴らしておけば荷物担いででも楽勝だと思いますよ
前回は春山で雪を愉しみ、今回は秋の燃える紅葉を愛でにお出かけしてきました
ほぼ乗り物に乗っかてるだけで行けますから、まぁお気楽山行ですね
ワンゲルのお母様に聞いてみられれば、たぶん
「雷鳥沢? 屁みたいなもんや」といわれるでしょうね 笑)
オディールさんなら基礎体力はあるでしょうから、
肩回りさえ馴らしておけば荷物担いででも楽勝だと思いますよ
Posted by kimama at 2020年10月08日 10:27
> ぼっちぼっちいこかさん
久々に山らしい山を眺めに行ってきましたよ
やっぱ、立山はいいですw
それに紅葉に染まるこの時期は初めてだったので、感慨深いです
雷鳥沢は近くに山小屋もあるので、何なら手ぶらでも往けますよ
続編、、、 頑張って書きますね
久々に山らしい山を眺めに行ってきましたよ
やっぱ、立山はいいですw
それに紅葉に染まるこの時期は初めてだったので、感慨深いです
雷鳥沢は近くに山小屋もあるので、何なら手ぶらでも往けますよ
続編、、、 頑張って書きますね
Posted by kimama at 2020年10月08日 10:33
> notyothさん
そちらも槍の穂先で愉しまれたみたいで ♪
立山もいいですよー
ま、お気楽ハイキングみたいなもんですから
たぶん今週・来週あたりが紅葉の見納めでしょうね
月後半に入ると降雪の可能性がありますよ
そちらも槍の穂先で愉しまれたみたいで ♪
立山もいいですよー
ま、お気楽ハイキングみたいなもんですから
たぶん今週・来週あたりが紅葉の見納めでしょうね
月後半に入ると降雪の可能性がありますよ
Posted by kimama at 2020年10月08日 10:40